気ままにブログ

初心者1年目

不動産業界で得た経験

不動産仲介業で得た経験は非常に多くありました。

  • 不動産仲介とは

    仲介業者は「売るお手伝いをしてくれる」「買うお手伝いをしてくれる」だけではなく、「売却前」「売却後」「購入前」「購入後」のようにサポートをして、その成功報酬として仲介手数料を頂く仕事になります。簡単な流れとしては、まずは物件の「査定」を行い、仲介会社を選んだ後に「媒介契約」という契約を締結します。そして、その後に「広告宣伝」をして集客を行い、既存のお客、新規のお客様に物件説明をします。購入検討者が現れたら「交渉」をし、「申込み」「契約」を行います。「不動産の引き渡しを行い、売却活動は全て終了という流れになります。 

簡単な説明にはなりますが、この流れを淡々と熟せるまでに非常に時間が掛かった気がしました。そして得た経験とは、、、、、。

  1. 相場観(見極め)・・・どの業界でも相場観は非常に必要になり、不動産はとても高い買い物の一つです。売れる人気なエリア、資産価値のある物件の見極めがついたと感じてます。また路線、地域、周辺環境にも詳しくなれたかなと。不動産サイトは必ず毎日みたり、不動産のニュースはチェックは得てました。主に人口と路線が多い地域や公共施設が近くにあるエリアは投資の対象になりやすい。
  2. 専門分野に特化した人達との出会い・・・不動産を購入、売却には様々な分野の法などが関与してきます。住宅ローン・アパートローンについては金融業界の方。税に関する事は税理士。土地の計測は測量士。登記に関することは司法書士。など様々業界の人と連携することで不動産の売買契約が成立します。わからない事を丁重に教えて頂きました。(人によると思いますが)笑 
  3. 決断力、交渉力・・・不動産は高い買い物であり中々決まらないもの。よく突然買うの辞めます。売るの辞めます。と耳にしてきました。営業担当はそのお客様の背中を押してあげる役目だと思ってます。大体契約が決まると早くて1週間以内で契約など淡々と進行してきます。スピード感が非常に大切ということ。
  4. 浅い考えではなく深く考え、最悪の想定まで考え準備を非常に多くするようになった。切り返しの対応、どんな戦略勝負事にも情報の引出し量が多い方が圧倒的に良いということ。

不動産業界は大変と言われるがお客さんが喜んでくれるのが何より嬉しいね。その苦労が成功報酬だと感じますね。でも当事者からしたら高い金額には違いない。

 

ベーシック不動産実務ガイド(第2版)

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